Category: R&B全般
驚異のエイジアンR&Bグループ現る!
アメリカの超人気テレビ番組「アメリカン・アイドル」。

これまでに Ruben Studdard や Fantasia など良質なR&Bシンガーを生み出したこのオーディション番組は、先日Season5が終了したばかりです。 この番組内で人気の辛口審査員 Simon Cowell が製作を手掛けている新番組をご存知でしょうか?
その名も「America's Got Talent」。

今月から放送が開始されたばかりのこの番組。 3人の審査員がオーディションを行い、最終的に優勝者を選ぶという内容は、前述の「アメリカン・アイドル」に酷似しています。 しかし大きく異なる点は、出場者に参加条件が一切ないという点です。 「アメリカン・アイドル」では歌のみが審査対象だったのに対し、この番組では、歌、ダンス、コメディ、手品、大道芸と、審査対象となる芸の種類を限定していません。 さらにグループの参加もOK、年齢制限も一切ありません。 栄えある優勝者には100万ドルが授与されます。
さて気になる審査員ですが、なんとブランディが務めています!

そしてなぜか「ナイトライダー」「 Bay Watch 」 で有名なテレビ俳優 デヴィット・ハッシュホフ( David Hasselhoff ) も審査員の1人です。

さてさて、先日この番組にあるR&Bグループが彗星のごとく現れました! 彼らの名前は AT LAST。 全員がアジア系アメリカ人の4人組R&Bグループです。 当日は Bill Withers の名曲 「Ain't No Shunshine」 をアカペラとヒューマンビートボックスで披露。

会場中から大喝采を受け、見事に合格を果たします。
なかでも審査員のブランディは At Last のパフォーマンスに大興奮。

「綺麗なハーモニーも、個性的なルックスも最高!
まさにあなた達みたいなパフォーマーを待っていたのよ!
ファンになっちゃった。 100%合格よ~!」
そのビデオはこちら
ではここで 彼らの経歴を振り返って見ましょう。

カルフォルニア州ベイエリアで育った彼らは、それぞれが中国系、韓国系、カンボジア系をルーツに持つアジア系アメリカ人。 テンプテーションズやアル・グリーン、スティービー・ワンダーを聞いて育ったといいます。 各々が異なる音楽活動を経て、2001年に AT LAST を結成。 当初は5人組でした。

ある日 ハリウッド女優 Ming Na が新たに立ち上げたレーベル Innovazian Record が、アジア系アメリカ人シンガーを捜していることを知り、オーディションへ向かいます。 そこで彼らは Ming Na に気に入られ見事合格。 レーベル第一弾アーティストとしてキャリアをスタートします。
AT LAST は自分達の音楽を「HIP HOP APELLA」と呼びます。
正統派のソウル/R&Bにヒップホップの要素を取り入れた個性溢れるハーモニーを武器に
数々の大会に出場し、賞を総なめしていきます。
<これまでに出場した大会>
・ Ed McMahon's Next Big Star 優勝
・ KIIS FM Best Unsigned Band Competition 優勝
・ 100.3 The Beat Summer Jam Competition 優勝
・ Hawaiian Tropic Battle of the Bands 決勝進出

インターネット販売を通して3枚のシングルを発表。 インディながら2万枚のセールスを記録します。 さらにはアニメ番組 「 Krypto The Superdog 」、映画 「 Drake & Josh 」 のサウンドトラックに曲を提供。 その一方で Boyz II Men、ジャスティン・ティンバーレイク、Destiny's Child といった面々の前座も務めました。

しかしその後 メンバーの2人がグループを脱退。
3人組になった彼らは2006年に 初アルバム「Slow It Down」をリリースします。

そして最近 新メンバー DJay がグループに加入。
新たに4人組として生まれ変わった新生 At Last は、再出発の足がかりとして
今回の「 America's Got Talent 」 への出場につながったというわけです。

AT LASTのオフィシャルHP
http://www.atlastmusic.com/
私は以前からアジア系アメリカ人のR&Bシーンに注目していたのですが、
ひょっとするとこの At Last が全米で旋風を起こすかもしれませんね。
これからが楽しみです~ ≧∇≦





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Category: オモシロ写真館
あの時 君は若かった
今をときめくあの人たちの 昔と今の写真を並べてみました。
カニエ・ウェスト ( Kanye West )


フレイバー・フレイブ ( Flavor Flav )


ミッシー・エリオット ( Missy Elliot )


リル・キム ( Lil Kim )


キッド・ロック ( Kid Rock )


フレッド・ダースト ( Fred Durst )


ジェイZ ( Jay Z )


時が経つと人は変わっていくものなのですね。
カニエ坊やがとてもカワイイ。
その一方でリル・キムとフレッド・ダーストは完全に別人のよう。
ジェイZだけ顔が全く変わってない (笑)





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Category: ヒップホップ全般
Young MC は今

ヤングMCって覚えていますか?
ヒット曲「 Bust A Move 」の一発屋として記憶している人も多いと思います。 インテリ且つクリーンなイメージを前面に出した彼は、かつてグラミー賞を受賞した事もある経歴の持ち主。 あれから彼はどうしているでしょう??
ヤングMCこと本名マービン・ヤングは1967年にロンドン生まれ。家族はジャマイカ系移民。 3歳の時に家族と一緒にアメリカへ移り住みます。 ニューヨークのクィーンズで生活を始めた彼は ヒップホップカルチャーと出会い、自らもラップを始めるようになります。

高校卒業後は大学へ進学。カルフォルニア州にあるUSC大学で経済学を専攻します。 在学中に出会ったマイケル・ロスとマット・ダイクに認められ、彼らが運営する Delicious Vinyl Record と契約。 1989年に出謬ーアルバム「Stone Cold Rhymin'」をリリースします。

1stシングル「 Bust A Move 」は大ヒット。 ビルボードのHot Rap Singleチャートで2位を記録。 さらに彼が作詞を担当した Tone Roc の「 Wild Thing 」は、ラップ史上に残る記録的な大ヒットとなります。

Young MC はその年のグラミー賞ではベスト・ラップ・パフォーマンスに選ばれ、彼の名前は一躍ヒップホップ界に知れ渡りました。 しかしそれ以降 ヤングMCのキャリアは低迷の辿ることになります。 デビュー前からの付き合いだったレーベル、 Delicious Vinyl Record と、アルバムの製作方針をめぐって衝突を繰り返し、結果としてヤングMCはレーベルを離脱することを決意します。 しかしこれが思うようにことは運ばず訴訟問題にまで発展しました。 苦労して移籍した Capital Record より2枚のアルバム「Brainstorm(1991年)」「What's The Flavor(1993年)」をリリースしますが、どちらも失敗に終わります。

ギャングスタラップが主流となった当時のヒップホップ界において、ヤングMCのようなクリーンなラップは既に時代遅れになっていました。 これらのアルバムの商業的失敗により、ヤングMCはレコード会社との契約を失い、表舞台から姿を消てしまいます。
彼の名前を目にしたのはそれから4年後の1997年のこと。
インディーズから久方ぶりのアルバムをリリースし、カムバックを試みます。

アルバムタイトルは「Return of the 1 Hit Wonder」。 日本語に訳すと「 一発屋の復活 」 自らを一発屋と呼んでしまうところがまた潔いです(笑) チープ感溢れるジャケットからも察しが付くように、このアルバムも注目を浴びることはありませんでした。 しかしどこにそんな資金源があるのか、ヤングMCはその後もコンスタントにリリースを続けます。 まずは自身のレーベル、Young Man Moving Record を設立し、2000年に5枚目となるアルバム「 Ain't Going Out Like That 」をリリース。 自身のかつてのヒット曲 「The Bust A Move」 の新バージョン「The Bust A Move (The Y2K Remix)」を含むこのアルバムは、ビルボードの Hip Hop Album チャート最高位85位どまりという結果に。

2002年には6thアルバム「Engage the Enzyme」をリリース。

2003年にはベストアルバム「Bust A Move & Other Hits」を発表。

さすがに力尽きたのか、これ以降 彼の作品は一切リリースされていません。 移り気の早いミュージックビジネスの中で、一発屋というレッテルを貼られながらも14年に渡って6枚のアルバムをリリースしてきた功績は立派だと思います。
そして誰もが彼の名前を忘れかけていた2006年。 意外なところで彼の姿を発見しました。 それはVH1で放送されている人気番組「Celebrity Fit Club」。


太りすぎの芸能人達を集め、一流トレーナーの指導のもと、皆でダイエットに励むという奇妙な番組。 2002年から放送されているこの番組は、現在Season4まで突入しています。
この番組にヤングMCが出演していました!

共演者の名前を見ると、そこには意外な人物の名前が!
なんとD12のメンバーである Bizarre も一緒に出演しているんですよ。

この番組は昔人気のあった人が出るようなノリなので、D12のメンバーが出演しているというのは かなり違和感を感じてしまいます。 でも Bizarre 自身がかなり特異なキャラクターの人なので、アリちゃアリなんですよね。 ちなみにヤングMCはこの番組を通して19kgのダイエットに成功したそうです。 何がともあれヤングMCの元気な姿が見れて良かったです (*´∇`*)





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Category: クイズ
あの人の近影

まるい顔のおじさん・・・(゚∈゚ )
実はこの人、かつての大人気のラッパーです。
全盛期にはグラミー賞を手にしたこともある お方です。
誰だか わかりますか?
お心当たりがあるかたはコメントまでどうぞ。
正解はこちら





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Category: チャーリー・バルティモア
featuring キティちゃん
嬉しそうにキティちゃんと写真を撮る女性

あれれ? この人どこかで見たことある顔だけど・・・
はて、誰だったけ?? (・ε ・ )
正解は 元マーダーインクのチャーリー・バルティモアでした。
なんと この写真はサンリオの公式サイトに載っています。
http://www.sanrio.com/main/happytimes/feature/dreamworld.html
ニューヨークのタイムズスクエアにあるサンリオショップで
2002年に行われた キティちゃんの誕生日記念イベントに
娘さん2人を連れてチャーリーが来店した時の写真だそうです。

過激なリリックが売りの女性ラッパー、という印象が強い彼女ですが
普段はやさしいお母さんなんですね (・∀・)





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Category: JODECI
K-Ci が待望のアルバムリリース

K-Ci&JoJo のK-Ciが2006年9月にソロアルバム「My Book」をリリースするそうです。
赤髭様、貴重な情報をありがとうございます!(´∇`)ノ
ソース
http://www.myspace.com/kcimybook
彼ほどの実力の持ち主がソロデビューに至るまでに こんなに時間がかかったというのは、やはりあのポロリ事件が尾を引いているのでしょうか? また、このアルバムにはアーロン・ホール、そして Al.B.Sure! がゲスト参加しているそうです!

アルBシュア、とか言って超久しぶりなんですけど~∑(゜∀゜)
私の中では「永遠の伊達男」というイメージの彼なんですが、ここ最近は表舞台から遠ざかっていました。 そういった意味でも この作品、ますます楽しみですなぁ。
ちなみに正確に言うと、これはK-Ciにとってソロデビュー作ではありません。
彼は Little Cedric 名義で過去に3枚のゴスペルアルバムを発表しています。



さらにJODECIとしてデビュー後も、1994年に発表されたサウンドトラック 「Jason's Lyic」 に
K-Ci Hailey 名義で「If You Think You're Lonley Now」を提供しています。

この曲は Bobby Womack の往年のヒット曲のカバーなのですが
相変わらずのK-Ci節を披露しております。
なにがともあれ彼の新アルバム「My Book」の発売は7月26日。
心して待つべし! (〃^∇^)ノ





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Category: 映画
Spike Leeの最新映画 「Inside Man」

先日 有楽町のイイノホールで行われた試写会へ行ってきました。
上映された映画はスパイク・リー監督の最新作「Inside Man」
デンゼル・ワシントン、ジョディ・フォスター主演のクライムムービーです。
デンゼル・ワシントンはベテラン刑事役を、
ジョディ・フォスターは やり手女性弁護士役を演じています。
予告編はこちら
私の正直な感想としては、
前半のスリリング且つスピーディーな展開には かなりハラハラさせられましたが、
後半になると話が複雑になり、いまいち理解できませんでした。

但しデンゼルの演技は見事で、
「これアドリブでやってるのかな?」と思ってしまうほど
自然な演技を見事にこなしていました。
スパイク・リー作品ということで、私の好きな「クロッカーズ」や「He Got Game」に代表されるような ヒップホップ色強めな作品を期待していたのですが、この映画に関して言えば、そういった要素は希薄でした。


劇中で唯一ヒップホップに触れたシーンがひとつ。 物語のストーリーには直接関係のないシーンなのですが、人質に捕らわれた黒人少年と、犯人グループのリーダーが会話を交わす場面です。 少年が手にしているPSPを見て、犯人がその少年に話しかけます。

犯人 | 「それ何のゲームだ?」 |
少年 | 「ギャングスタのゲーム。 誰かを撃って殺したり、金を巻き上げたりすると 得点がアップするの。 逆に撃たれると減点するんだ。」 |
犯人 | 「そんなゲームして楽しいのか?」 |
少年 | 「超楽しいよ。50セントだって言ってるじゃん。 "ヤルかヤラれるか"だって」 |
犯人 | 「・・・・・」 |
少年 | 「おじさんもこのゲームやってみる?」 |
犯人 | 「いや、俺には過激すぎるから遠慮するよ」 |
後で読んだスパイク・リーのインタビューによると、元々このシーンは脚本にはなかったようで、スパイク・リーの強い希望で挿入されたそうです。 過激な暴力描写に溢れたゲームや音楽は、青少年に悪影響を与えるという問題について一石を投じた場面なのですが、 当日の会場では笑いが起こっていました。 ここらへんは日米の問題意識の違いなんでしょうか?

日本では6月10日から公開されます。
上映中は気を抜かずに集中して見るべし!( ・(エ)・)/
ではないと私のようになります(笑)





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