あの人今何してるの?

かつて一世を風靡した人達を追い続けるハードコアな独り言の数々

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Legaci - 新しい伝説の始まり

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LEGACI
彼らの名前を初めて聞いたのは今から1年前のことだった。
 
ネット上でたまたま見つけた彼らの曲 「 Girl If You Say 」を聞いて、その重厚なコーラスにえらく驚いたのを覚えている。 「 Jodeciみたいなグループが現れたなぁ 」 と思わずワクワクした。 そしてそれを歌っているのがアジア系アメリカ人だと聞いて更にビックリ。 てっきり黒人グループだと思い込んでいたのだ。 それほど彼らの歌唱力はあまりにソウルフルだったからだ。

Legaci - Girl If You Say (Album Version)


私は大きな間違えをしていた事に気付いた。

K-Ciやアーロン・ホールのような野太い声で歌うのはアジア人には無理だろうと勝手に思い込んでいたからだ。 その考えが間違いだったと気付かされた時、なんだかとても嬉しかった。 その日以来、彼らのことを調べ始めた。 メンバーの名前、彼らのバックグラウンド、グループ結成までの経緯・・・ 決して多くはない限られた情報をかき集めるにつれて、期待はどんどん膨らんでいった。 

彼らならできるかもしれない。
これまで多くのアジア人アーティスト達が越えることの出来なかったあの高い壁を。



1. 伝説の始まり

Legaci_002.jpg
1997年12月。 
サンフランシスコのベイエリアに居を構える小さなマネージメント会社 Point Blank Entertaiment を経営するマイク・ヴェルネスは、才能ある2人のR&Bシンガーを発掘する。 マイカとジェイミル。 ともにフィリピン系アメリカ人だ。 彼らの力強い歌声に可能性を感じたマイク・ヴェルネスは彼らのマネージャーになることを決意。 手始めとして地元ラジオ局WILD 94.9 の番組 「 The Doghouse 」 へ出演させることにした。 

初仕事となる番組出演を直前に控えた彼らに、ラジオ局のスタッフからこう聞かれる。 「 君達のグループ名は? 」 ・・・しまった。 練習に気をとられてグループ名を決めていなかったのだ。 スタッフからはグループ名がないと進行上困ると言われている。 早急にグループ名をひねり出そうとするが、いざ考え始めるとなかなか出てこない。 そんな時マネージャーのマイク・ヴェルネスがそっと口を開いた。
 
「 ”LEGACI” っていうのはどう? 伝説を作るという想いを込めて。 」

彼らの長い道のりの始まりだった。   



2. 託された想い

結婚式場やパーティー会場などでパフォーマンスしながら地道な活動を続けるLEGACI
しかしそんな彼らにつらい別れがやってくる。

1999年。 
グループのマネージャー、マイク・ヴェルネスが他界してしまう。 
グループ結成当初から尽力してくれた恩師を失い、悲しみに暮れるマイカとジェイミル。
行き先を見失った2人を救ったのは、マイク・ヴェルネスが最後に彼らに残した言葉だった。

「 どんなことがあっても絶対に諦めるな。 
 努力を続ければ、お前達の夢はかならず実現する。」

マイカとジェイミルはグループの続行を決意。
まだ見ぬ夢の実現を目指して、彼らは再びマイクを握るのだった。



3. 夢への第一歩

Legaci_005.jpg

彼らの活動がようやく軌道にのりはじめた。

地元ベイエリアでのインディーレーベル Kamikaze Records を経営する日系アメリカ人カーティス加藤氏に実力を認められレーベルと契約。 メンバーは何人かの出入りを繰り返しながら、最終的にマイカ、ジェイミル、クリス、ルーカスの4人組編成で固定される。  

2001年。
グループとして1stシングルとなる 「 Make Sweet Love 」 をレコーディング。 この曲をひっさげて参加した地元ラジオ局主催のイベント 「 107.9 KDND's Band Serch 」では見事優勝を果たす。 優勝記念ライブには1000人ものファンが押しかけた。 その反響に押されるような形で製作されたPVは、音楽雑誌 VideoMaker Magazine で2002年のベストビデオ賞を獲得。 さらには3LWやLFO、BBMACKなどの前座を務めるなどして、着実にキャリアを築いていく。  

2003年。
音楽コンテスト 「 CALLATT’s Battle Of The Bands Competition 」に参戦。 全米から1800組ものミュージシャン達が参加した熾烈な予選を勝ち抜き、LEGACI は決勝へ進出。 見事3位に入賞した。

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そして2004年。
ついに念願のデビューアルバムをリリース。 「Little Black Book」 と名づけられたこのアルバムには、著名なプロデューサーや客演アーティストなどは一切なく、プロデュースもほぼ全曲彼ら自身が手掛けた意欲作である。 目玉はなんといっても前述のパワーバラード 「 Girl If You Say 」 につきる。 それ以外の曲も粒揃い。 欲を言えばどれも似通った曲が多いのが少し残念か。 

驚くべきはこのアルバムの流通枚数の多さだろう。 これまでのアジア系R&Bアーティスト達の大半は、ここ日本でのCDの入手が難しかった。 しかしLEGACIのこのアルバムはインディーズからのリリースながら、HMVやAmazonといった大手CD販売店でも容易に入手可能である。 アジア系R&B界の先駆者と呼ばれている KAI 以来の快挙と言えるであろう。 



4. 新しいスタート

Legaci_004.jpg

2007年。
メンバーのルーカスが結婚を機にグループを脱退。 

ちょうどその頃、同じベイエリアのR&Bグループ、Next Phaze が解散を発表。 Next Phaze もまた、メンバー全員がフィリピン系アメリカンで構成されたR&Bグループだ。 しかし黄色人種である彼らがR&Bを歌うことに対して、世間の風当たりは厳しかった。 目には見えない人種の壁にぶちあたり、彼らは志半ばにしての無念の終焉を迎えたのだ。 

Next Phaze のメンバーだったデルは、グループ解散後もミュージシャンとしての夢を未だ諦められずにいた。 新しいグループを結成し、再挑戦することを決意。 早速メンバー捜しを始める。 ある日デルは従兄弟であるLEGACIのマイカに電話を入れる。 もし誰か良い人材を知っていたら紹介してくれと相談したのだ。 しかしマイカから発せられた言葉は予想外のものだった。

「 俺達と一緒にやらないか 」

デルを加えた新生LEGACIが誕生した。 
彼らは早速レコーディングに取り掛かる。

Legaci_Sessions.jpg

古巣 Kamikaze Recordsを離れ、自分達だけの手でEP 「 Sessions 」を製作。 インターネット限定でリリースする。 この作品では彼らが敬愛するBoyz II Men の 「 Song For Mama 」や、Keith Martin の隠れた名曲 「 Never Find Someone Like You 」 のカバーにも挑戦。 グループとして新たな広がりを見せた。

LEGACIは今、このEPのプロモーションの為、各地でライブ活動中。
このEPをきっかけに、新しいレーベルとの契約につながればと期待しているようだ。

Legaci - Lately


グループ結成から今年で11年。
彼らの目標はあくまでもメジャーレコードとの契約だと言う。
マイカはデビューアルバムのライナーノーツでこう綴っている。

「僕達の恩師マイク・ヴェルネスへ
あなたは今雲の上にいるのかもしれない。
でもあなたと交わしたあの約束は、今も僕達の心の中にいます。
このCDは僕達の夢への第一歩です 」

恩師と交わした約束を果たすため、彼らは今日も走り続ける。
LEGACIは決して諦めない。 夢を実現するその日まで。
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◎ 今日の独り言 ◎
メンバー全員がそれぞれがリードを取れる彼らですが、
やはり注目はなんと言ってもマイカ君の爆発的ボーカルです(*´∇`*)

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プロフィール

管理人ケリー

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    【趣味】 Chill out at cafe
    【特技】 Hip Hop Dance
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